今年も、家の軒先で、きれいなピンクの花を咲かせてくれたシャコバサボテン。
いこいの家の開所当時からいらっしゃた女性入居者さまの置き土産。
ホームのデッキで、ご主人様を失ってしょぼくれていました。
手をかけてあげて・・・。
毎年きれいな花を楽しませてくれています。
シャコバサボテンのピンクの花を見ながら、
宮城県出身だった入居者様。
職員が声を掛けると「うるせい!」「あっち行ってろ!」と怪訝な返事をしたな。
でも、よく職員に「ありがとね。新米が採れたらやるからね」と言ってたな。
真夜中の・・・そして早朝のドライブによく駆り出されたなと思い出して
笑顔がこぼれます。
他にも、目の悪い入居者様に「腕が筋肉質で固いなぁ~」と言われ
それ以来、介助のたびに「わるいなぁ~ぼく!」と最後まで言われ続けたなぁ~
と・・・。いろんなことが次から次に思い出されます。どれもこれも
大切な思い出・・・わたしのたからものです。
この仕事をしていなかったら、これほど多くの方との出会いもなかったこと
でしょうし、これほどたくさんの思い出とたくさんの教えも得られなかった
ことでしょう。本当に感謝の毎日です。
2016、12、13(火)
いこいの家 まんの
みなみ